株式会社 宮本忠長建築設計事務所 TADANAGA MIYAMOTO ARCHITECT & ASSOCIATES

実績紹介

山村文化交流の郷 いぶき館

大正10年頃伊藤伝右衛門邸宅の一部を移築して「炭坑クラブ」として利用、その後現在の場所に移築され料理旅館「ほうしゅ山荘」として活用されていたが、平成12年に廃業。

同年、村が建物を取得し、その活用策を案じていた。結果、産炭地としての宝珠山の歴史を伝える貴重な産業遺産として復元することとなった。

伝右衛門の建築へのこだわり=伝統的な小屋組で堅牢な造り、大工の技術、良質な木材等、伝統的な日本の工法、材料のひとつひとつを解体し、補強を加えながら復元した。

 

 

DATA

■所在地:福岡県東峰村
■竣工年:2004年
■延床面積:403.67㎡
■構造:木造
■階数:地上2階

■受賞歴:平成18年 福岡県美しいまちづくり賞