新生病院
【 医療・福祉施設 】
周辺の緑や街並み、敷地内の既存施設の景観に調和するよう、勾配屋根と深い庇、バルコニーを取り入れた外観デザインとし、落ち着いた色調の素材感のある材料を採用することにより、既設の礼拝堂や記念館、歴史ある建築物と融合した快適な病院への再整備を実現した。
施設内は自然換気、自然排煙、自然採光を積極的に取り入れ、自然のエネルギーを活用した省エネルギーに配慮した計画となっている。また随所にキリスト教精神の象徴である十字架のモチーフをあしらい、患者さんの心の拠りどころとなるような、安らぎの空間を目指した。
■所在地:長野県小布施町
■竣工年:2006年
■延床面積:9,707.8㎡
■構造:鉄筋コンクリート
■階数:地上4階
■設計監理:宮本忠長設計・日建設計JV