長野市立博物館
長野市立博物館は、長野市内から南に少し離れた八幡原史跡公園(川中島古戦場)内に建設された。
設計に際しては、「建築はヒューマニズムの上にたってこそ、人々に愛される。どんな時代に於いても親しまれ愛されてこそ、名建築として後世まで永く保全さ れ、地域の人々から誇りを持って大切にされる。従って設計構想の大前提として人間性を重視し、細部に至るまでヒューマニズムに徹しなければならない。」と 真剣に考えた。
国宝 善光寺の大伽藍を意識しつつ、この地方の民家のフォルムに合わせ、すべての外的条件に耐え得る様配慮した。
■所在地:長野県長野市
■竣工年:1981年
■延床面積:7,145㎡
■構造:RC造、SRC造
■階数:地上4階、地下1階
■受賞歴:昭和56年度日本建築学会賞(1982)
第2回公共建築賞 優秀賞(1990)
公共建築百選 入選(1998)
第10回JIA25年賞(2010)