山ノ内消防署
【 庁舎 】
地域防災の拠点として、長野県内有数の多雪・寒冷地である、山ノ内町の消防署の建て替え計画である。寒冷地に適した長寿命の庁舎を目指した。外部は冬季の落雪・氷柱をつくらない屋根形状、構造・耐久性の点から鉄筋コンクリート構造を採用。内部は出動時の動線計画を最優先しながら、3交代制の長時間勤務にも配慮し、職員のプライバシーとコミュニケーションの両立を図った。
訓練棟には、志賀高原などの山岳救助訓練にも対応できる「傾斜訓練壁」を設置。
■所在地:山ノ内町
■竣工年:2013年
■延床面積:1,243.2㎡
■構造:RC造
■階数:地上3階
■備考: